A:特に特別なことはありません。価格相応の性能です
新しい規格のSDカードが発表されたぞー
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ASCII.jp:スマホの容量不足を解消するA1対応microSDカードが発表! 日本でも3月以降発売
ウェスタンデジタルはSanDiskブランドの最新microSDカードを発表。Android 6.0以降の一部スマホで利用できるSDカードのストレージ化に対応しています。
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ウェスタンデジタルは2月27日(現地時間)にバルセロナにおいて、「Application Performance Class 1」に対応するmicroSDカード新モデル「SanDisk Extreme microSDXC」カードを発表した。
このカードのなにが特徴的かというとスマホのSDカードからアプリケーションを実行するにあたり重要になるランダムアクセスの値をランダムリード1,500IOPS以上、ランダムライト500IOPS以上に保証している点である
これがどのくらいすごいのかは次の動画を診てもらうとよく分かる
左がA1規格対応のSDカードを搭載している
これらは米国では3月から販売を開始し現在発売されているA1非対応のSanDisk Extreme microSDカードと同じ価格になるそうだ
今までのカードは性能が遅かった?そんなことはない
ではここで新しいExtreme microSDカードに置き換えられるA1非対応のSanDisk Extreme microSDカードのベンチマークをみてみよう
Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 95.093 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 64.376 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 7.177 MB/s [ 1752.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 2.467 MB/s [ 602.3 IOPS]
Sequential Read (T= 1) : 92.686 MB/s
Sequential Write (T= 1) : 63.752 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 6.473 MB/s [ 1580.3 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 2.332 MB/s [ 569.3 IOPS]
Test : 1024 MiB [N: 0.8% (1.0/119.1 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2016/12/09 1:43:42
OS : Windows 10 [10.0 Build 14393] (x64)
from:アマゾンレビュー
上記の通り別にA1非対応のモデルでもランダムリード1,500IOPS以上、ランダムライト500IOPS以上はでているのである
ただしSDカードには個体差がつきものであるのでA1規格を下回る個体が出てくることもあるだろう
A1非対応のモデルを購入するときにはその点に注意すべきである
いま購入してもいいし対応してから購入してもいい
A1規格に対応したといっても取り立てて新しい技術革新はなかったのである。その点は残念に思う
とはいえA1対応版はシーケンシャルリードが最大90M/sを超え100M/sにアップグレードする予定なのでそれを目安にするのもいいかもしれない